何とも、希望に満ちたニュースです。
竜太郎が、大変お世話になっている方からの情報です。
S先生いつも気に掛けて頂き本当に、ありがとうございます。
人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って、脊髄(せきずい)損傷
で首から下がまひしたマーモセット(小型サル)を飛び跳ねられ
るまでに回復させることに成功したと、岡野栄之(Hideyuki Oka
no)慶応大学教授らの研究チームが8日発表した。
脊髄を損傷した小型霊長類がiPS細胞による治療で回復した事例は、
世界で初めてという。岡野教授のチームは、脊髄損傷マウスをiPS
細胞を使って回復させた実績を持つ。
研究チームは、4種類の遺伝子を人間の皮膚細胞に導入してiPS細
胞を作製。最も効果的なタイミングと考えられる脊髄損傷後9日
目のマーモセットに、iPS細胞を投与した。
このマーモセットは投与から2~3週間以内に、手足を動かせるよ
うになった。6週間後には、飛び跳ねることができるようになった。
前脚の握力も80%まで回復し、正常な身体機能に極めて近い状態
まで回復したという。
岡野教授は、今回の結果について、iPS細胞を使った医療の実現に
向けた大きな前進だと話している。